OKはり灸マッサージには、様々な症状でお困りの方がご来院されます。
凝り痛み症状はもちろん、自律神経失調症状でご来院される患者さんが多いのが当院の特徴となっております。
そういった、自律神経のバランスを崩してしまい、心身の不調に陥ってしまっている方の、その症状発現の原因は様々ですが、OKはり灸マッサージでの統計上、最も多い原因は、ずばり「人間関係」です。
職場での人間関係が原因なら、「仕事を辞める」という選択肢を使うことができますが、これが、「家族」になると、簡単には縁を切ることはできませんので、やっかいです。
私(院長)は、そういった、患者さんのプライベートの問題に介入することはできませんし、いたしません。
そういった問題は、私(院長)にはどうすることもできないのです。
できることは、辛い症状を少しでも軽減させることです。
が、根本原因が解決されないと、本当の症状改善は難しいでしょう。
私(院長)は、個人的に、「絆」とか「がんばろう〇〇」というフレーズが大嫌いです。
「昔はよかった病」の著者、パオロ・マッツァリーノ氏も指摘しているように、よく言われる、「昔の日本には絆と人情があったが、今はなくなってしまった、昔は良かった」という言説に一切根拠はなく、今も昔も絆や人情なんてなかったしないのです。
私(院長)には、多くの心を許せる友人がいますが、そこで重視するのは、あくまでも1対1の「個人的関係」です。
今回の豪雨災害などが起こると、とたんに、「絆」とか言われますが、ごく近い人間関係でギスギスしている人達が非常に多いことを、私(院長)はよーく知っているのです。
そして、そういった現象は、今に限らず、昔からそうだったのです。
一つだけ言えることは、過去を懐かしんでも悔やんでもどうしようもない、今、そして、これから、を、いかに良く生きるか、を個人個人が「個人的問題」として最善を尽くす以外にない、と考えている者です。
結局のところ、究極あらゆる人間は「孤独」です。
だから、自分自身、と、自分にとって大事な人、を大事にすることが最優先されると思うのです。