まだ幸いにも岡山県北ではコロナ感染者が出ていません。
さて、目下のところ、人々の最大関心事は、
「どうしたらコロナ感染を防げるか?」
でしょう。
- 手洗い・消毒
- マスク
- 咳エチケット
- 人込みをさける
など、基本の対策はもちろんですが、
「近距離でしゃべらないこと」
も、対策としては、かなり重要だと考えています。
こんなツイートを見かけました。
満員電車、怖がるのよくわかるけど、ぶっちゃけ満員電車で感染するなら、今の感染者数で済んでるはずがない。
やっぱ「しゃべらない」というのはすごく大きいんだと思う。
ライブハウスや学生の飲み会は大声で、キャバクラはめちゃ近い距離で話すもの。— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 8, 2020
今は
1)密室
2)密集
3)密接
が感染確率の高い場所だと言われてるけどどっちかいうと
1)密接な距離でよくしゃべる(or 叫ぶ、歌う)
2)密室で換気が悪い
のほうが、正しい「危ない場所」の条件な気がする。 https://t.co/WKvO22bUvr— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 8, 2020
あたしが最近、疑ってるのは、「言語によって、破裂音が使われる頻度が違うんじゃないの?」ってこと。
破裂音が少ないと、会話しても飛沫が飛びにくいじゃないかと思ったり。
教えて誰か言語学に詳しい人!https://t.co/JWdx2bilns— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) April 8, 2020
これらのツイートをまとめて考えると、
1)東京の満員電車で感染が拡がったという話は聞かない。
これは、車中にいる人がずっと黙っているから。
クラスターが発生されたと確認された場面に共通するいわゆる3密のうち、満員電車は、「換気の悪い密閉空間」「人が密集していた」がありますが、「近距離での会話や発声」はあまりない。このことは、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の見解」でも触れられています。
2)感染現場と言われるところ、夜の接待がつく飲食店、ライブハウス、カラオケボックス、などは、全て、近距離でしゃべる、もしくは、大声を出す、場所、つまり、
「唾液が飛び散る」ところである。
3)欧米と日本との感染者数、死亡者数が桁違いな点。
元々、日本人は欧米人に比べると、唾液の分泌量が少ない。
たとえば、欧米の硬いパンなどを日本人が食べようとすると、口の中がからからになり、食べられない。
また、欧米人の話す言語自体が、唾を飛ばしやすい構造になっている。
このような根拠から、
「感染の最大のリスクは近距離でしゃべること」
つまり、
「飛び散る唾液をあびること」
ではないかと言うことです。
いわゆる3密のうち、「密閉空間」・「人の密集」については、皆さんかなり気を使っているように感じますが、「近距離での会話や発声」は、それに比べて少し意識が薄れがちなのかもしれません。
OKはり灸マッサージでは、コロナ感染が落ち着くまで、しばらくの間、「近距離で必要以上に話さない」事をこころがけていきたいと思います。
当然、院長、スタッフのマスク着用の厳守、お一人様ごとの換気、徹底した手指消毒、など、は言わずもがな実施します。