OKはり灸マッサージには、様々な不快症状でお困りの方が来院されます。
そういった方の中で、「生活のために、生きていくために」仕方なく頑張らざるを得ない方が非常に多いことに今更ながら驚かされます。
一見、豊かな現代日本ですが、様々な問題が山積みであることは、皆様ご承知の通りです。
いわゆる「格差」もその一つです。
かつて、「一億総中流社会」と称された時代がありました。
頑張れば頑張った分だけ豊かになれた時代です。
現代日本は、そういった時代と比較にならないくらい、複雑化し、
「いくら頑張っても報われない」
ということが、非常に多く起こる世の中になっています。
「生活のため、生きるために頑張って嫌でも働かざるを得ない」
という人は、少なくないでしょう。
が、
「あまりにも頑張り過ぎて、一度、体、もしくは、心、に大きなダメージを負ってしまうと、簡単には元には戻らない」
ということが、現実的に起こりえます。
多くのそういった方を見てきましたし、自分自身も経験しています。
生活のため、生きるための「仕事」ですから、いやだからと言って、おいそれと辞めるわけにはいかないのが、「仕事」のやっかいなところです。
「仕事」は、嫌でもやらなくてはならない。
そうでなければ、生きていけないから。
そういった方を私(院長)は応援したいのです。
そして、「限界」だ、と、感じるのであれば、心身に大きなダメージを受ける前に「辞める」という選択肢を最終兵器として使うべきだ、とも、私(院長)は考える者です。
「苦しくて悲しくて辛いことばかりならば、あきらめてかまわない、大事なことはそんなんじゃない」