中腰(ちゅうごし)や、前かがみの姿勢を続けていて、腰が痛くなった経験がある方は多いと思います。 前かがみは、腰椎や骨盤に負担がかかり、腰が痛くなりやすい姿勢です。
また、そのような姿勢を続けていると、腰の筋肉の血流が停滞してしまい、それも腰痛の一因となります。
負担がかかった腰の関節が腰痛をひきおこす
腰の関節に負担がかかることで、骨格や関節にゆがみやズレが生じ、それが腰痛の原因となることがあります。
このようなケースだと、マッサージで筋肉をもんだりほぐしても、腰痛は治りません。
関節のゆがみを調整する整体や針治療が適しています。
特に、針は、骨格・関節の不具合に直接アプローチできるメリットがあり、良い効果を得られることが多いです。
腰痛の原因となる前かがみや中腰の時の筋肉の動き
中腰や前かがみの姿勢をとると、腰の筋肉(腰背部筋)は、筋が伸びながら収縮するという遠心性収縮という動きをします。
遠心性収縮をすると、筋肉内の血管の流れが悪くなり、血液が血管内にたまる状態=「うっ血」という状態が起こります。 うっ血すると、腰が重だるくなります。
このうっ血の量が増えると、筋肉の内圧が上がり、血管によって圧迫されて、筋肉の血流が悪くなり、血管内の血液が少なくなる虚血という状態になります。
虚血になると、さらに強い痛みを感じます。
体が前傾姿勢をとると、腰背部の筋内圧が高くなって筋内血流が悪くなることが、腰痛の原因のひとつと考えられています。
中腰の姿勢は、腰背部筋の遠心性収縮が長時間にわっておこりますので、腰に負担がかかる姿勢です。
腰痛予防には血流を改善することも大切
腰痛予防には、腰に負担をかける姿勢をなるべく取らないようにすることが大切です。
ただ、仕事などで、どうしても腰背部筋に負担のかかる姿勢をとり続けなければならない場合もあります。
そのような状況では、腰背部筋内圧が上昇し、血流が悪くなってしまいます。
鍼灸や整体、マッサージで、腰背部筋の緊張をゆるめると、腰背部筋内圧が低下して、血流が良くなります。 腰の血流がよくなるだけでも、腰痛が改善するケースもよくあります。
もちろん、筋肉だけでなく、骨格やからだ全体のゆがみが関係している場合もあります。
OKはり灸マッサージでは、腰痛に対しての施術が、マッサージ・整体・鍼灸と複数あります。
マッサージで楽になる腰痛もあれば、整体や鍼灸でよくなる腰痛もあります。
マッサージコースでは、筋肉や筋膜をやわらげて血行を良くする施術をしていますが、整体コースや鍼灸コースでは、それだけでなく、体のゆがみや骨格を調整して、トータル的にからだ全体のバランスを整える施術をしています。
鍼灸・整体では、腰椎・仙腸関節などの関節の動きやバランス、大腰筋などの筋肉の状態などをはじめ、からだ全体の関節や筋肉の動きを、施術前に詳しく検査しています。
腰の痛みを長く我慢していると、慢性腰痛やぎっくり腰になりかねません。
腰に負担がかかってしまった場合は、早めに治療を受けられることをおすすめします。 津山市OKはり灸マッサージの腰痛治療について詳しくはこちら↓