通常、この業界において、鍼灸なら鍼灸、カイロプラクティックならカイロプラクティック、その他の施術法においてもしかり、あまり、複数の施術法のアイデアやアプローチ方法を「混ぜる」ことを、良しとしない傾向があります。
鍼灸一つとってみても、日本においても、様々な流派が存在し、それぞれが、それぞれのやり方・考え方の批判をしている、という、まるで、宗教の宗派、みたいな状況があります。
そういう状況に、鍼灸学校在学中より嫌気がさしていた私(院長)は、「一つの流派にどっぷりつかるまい、いいと思ったものはどんどん取り入れ、最終的には、自分独自のオリジナルを築き上げるぞ、要は、治ればいいのだ」と、硬く心に誓ったものです。
手技療法においても、マッサージ科に在籍して、マッサージの訓練を受けてはいましたが、単なる慰安的マッサージをしていく気は、さらさらなく、カイロプラクティック、オステオパシー、マニュアルセラピー、はじめ、あらゆる手技療法を研究し、良いと思ったものはどんどん吸収していくぞ、「治すために」、と、かんがえていて、それは、現在でも継続中です。
この手技療法を、OKはり灸マッサージでは、わかりやすく「整体」と表現していますが、鍼灸と整体を「混ぜる」というアイデアを数年前より実施しております。
整体のアイデアを鍼灸で表現したらどうなるか?
また、その逆もしかり。
結論的に、混ぜれば混ぜるほど、アイデアが浮かび、現実的に、治療成績も向上しました。
これは、私の、読書のジャンルにも表れており、純文学、推理小説、成功哲学、仏教、脳科学、心理学、哲学などなど、それらが、私の頭の中でこんがらがることは全くなく、逆に、「全てはつながっている」という認識に至っています。
あらゆることが、なんら矛盾なく、頭で整理できる、というのが、私の「強味」かもしれません。
こういった、特性のある、私の頭脳から生み出された、独自の施術アプローチ方法は、手前味噌ですが、現在「かなりいい線いっている」といえるでしょう。
ただし、この現在の「かなりいい線いっている」から更なる飛躍を遂げ、「他の追随を許さない」の領域へと、2017年は入っていく、と、勝手に個人的に決めている今日この頃です。