ここ最近、OKはり灸マッサージに、「噛み合わせの治療後に全身の不調をかんじるようになった」という方のご来院が、複数人続いています。
以前にも、「虫歯の治療で、神経を抜く治療後から不調が出現した」や、「インプラント治療をしてから不調が続く」という方もいらっしゃいました。
やはり、人間の体にとって、「歯」や「噛み合わせ」のちょとした不具合が、大きな体調不良の原因になることがあるのだ、と、改めて認識した次第です。
また、これも最近複数人続いたのが、「熱中症になってから体調不良が続く」という人です。
他にも、急にめまいがして立っていられないくらいになって、それ以来、体調不良が続く、という人もいらっしゃいますし、過呼吸発作を起こして以来体調不良が続く、という方もいらっしゃいます。
当然、これらの方は、あらゆる医療機関での検査を受けられていますが、「どこも異常なし」と言われてしまっています。
体調不良が続くのですから、どこも異常がないということは、現実的には考えられないわけで、現時点の現代医学で異常が検出されない、というだけで、どこかに必ず不調の原因はあるはずです。
私(院長)は、そういった人たちは、脳を中心とした神経系の「機能」に不具合が生じてしまっている、と、考えています。
いずれにせよ、なんらかの身体的ストレスがたった1回加わるだけで、人間の体は変調をきたしてしまい、その不調がなかなか改善しない、ということが、現実に存在するのだ、ということを、患者さんの訴えから学ばせていただいている今日この頃です。
私(院長)自身も、たった1回の異変から長く不調に陥った経験者ですので、そのあたりの訴えは、「やはり絶対に存在する、決して気のせいなどではない」と、経験したことがない人よりは「わかる」つもりですが、やはり、私(院長)とは別の人間のことは100%理解することはできませんし、必ず改善させることができるともかぎりませんが、患者さんの訴えを、めんどくさがらず、できるかぎり理解できるように努めることが、私(院長)のような治療家のつとめでもある、と考えているところです。