私(院長)は、以前、トリガーポイント療法、というものにはまっていた時期があり、トリガーポイント療法の第一人者の先生のセミナーに、5年間ほど、当時、香川から大阪まで毎月通っていました。
トリガーポイント療法には、トリガーポイント鍼療法とトリガーポイントマッサージ療法があります。
トリガーポイント鍼療法をするには、まずトリガーポイントマッサージ療法ができなければなりません。
トリガーポイントマッサージ療法をするには、体全体の各筋肉を正確に触診する訓練を積む必要があります。
ですので、まず初級コースでは、ひたすら解剖図とにらめっこしながら、各部位の筋肉の触診の訓練に明け暮れました。
その後、トリガーポイント療法への関心より、より軽い刺激で効果を上げる施術に関心が移りましたので、現在の治療法がトリガーポイント療法である、とはいえません。
ですが、十分に訓練を積みましたので、やろうと思えば今でも充分にできます。
できないからやらない、のではなく、できるけど、必要な時しかやらない、ということです。
ところで、トリガーポイント療法とは、ごく簡単にいうと、「ああ私の悪いところはそこ!」というポイント(トリガーポイント)に直接、マッサージや鍼で刺激を与える、という方法の施術法です。
このトリガーポイントに直接刺激を与えなくても効果を出す施術法を主に現在では採用していますが、刺激はいつでもしようと思えばできるが、あえてしない、ということです。
ですので、トリガーポイントを直接刺激したい、した方が効果があがる、と判断した場合は、現在でも、しっかりと活用しています。
この「ああ!そこ!」という刺激を与えるマッサージ施術が、トリガーポイントマッサージ療法です。
手が勝手にポイントにいくように訓練されていますので、あえてはずすか、はたまたそこを刺激するか、だけの違いなのです。
特に、男性の方の場合、トリガーポイントマッサージ療法の刺激を好まれる方が多いので、そういった方には、トリガーポイントマッサージで、「ああ!そこ!効く!痛気持ちいい!」といった、痒い所に手が届く施術をいたします。