病気を抱えてる人の多くは、迷い、悩んでいます。
この、迷い、悩む、こと自体が、病気が改善しない方向に向かいます。
考えないほうがいいことをずっと考えてしまう。
こういう状態の慢性症状の方は、実際に多い気がします。
際限なくアタマを使うことは、体力を浪費します。
これでは、いつまでたっても体内の修復に回せる体力は確保できません。
考えすぎは、体を悪化させます。
考えすぎは、体力をものすごいロスさせるのです。
本来、考えなくても、正しい行動がとれれば、それに越したことはないでしょう。
考えること自体に、たいした意味はありません。
健康的な正しい「行動」に結び付いてこそ、考えが意味を持つのです。
正しい「習慣化」が大切といわれるゆえんです。
健康的で正しい行動をとることにエネルギーを注力することが大切になります。
行動に結び付かないままにアタマを使い続ける「迷い、悩み」は、できるだけ短時間にするのが賢明です。
「考える」とは、「答え・結論を出す」「判断する」ことです。
「結論が出ない」とわかった時点で、考える意味はなく、考えることをやめるべきなのです。
そのための大切な言葉が
「まあいいか」
「しかたがないな」
です。
病気になったり、いやな症状に悩まされることは、誰にでもあります。
問題は、病気になったり、いやな症状が出ることではなく、本来、人間に備わっているはずの自然治癒力が働かずに、「治らない」ことにあるのです。
先の言葉を口癖にしたとたん、自然治癒力が活性化し、病気は治る方向に向かうのです。
注)ここでいう「治る」は、慢性疾患や難病、などが完全になくなることではなく、病気や症状が改善に向かうことを意味します。