オリンピックとドーピングの問題は切っても切れない関係となっており、いたちごっこの様相を呈しています。
ところで、気になるニュースがあったのでここで取り上げますが、鍼灸治療がドーピングの対象とみなされる恐れがある、とのことです。
ご存知のとおり、鍼灸治療、特に、鍼治療には、筋力増強的作用があります(実際は、神経ー筋機能が促通されて筋力がアップしたような状態になる)が、それが、ドーピングの対象になるかもしれないというのです。
ご存知のとおり、日本人のトップアスリートで鍼灸治療を受けていない人は、おそらくいない、というほどに、スポーツ選手にとって、鍼灸治療は欠かせないものとなっています。
もし、鍼灸治療がドーピングの対象とみなされてしまったら、東京オリンピックでの日本の成績はがた落ちするのでは?と危惧されます。
そんな事態にならないように願うのみです。
逆に言えば、それだけ鍼灸治療には威力がある、という証でもあるのですが。