数年ぶりに来院された方のお話。
その方は、基本的に、体の左側が調子が悪いことが多い。
しかし、それにしても、いやに頑固な左側の肩こりが続いたときがあった。
そして、その後、その方は心筋梗塞を発症しました。
幸い、迅速な対応ができ、今はピンピンされている。
この症例から学ぶこと。
やはり「肩こり」一つとっても用心しなければならない、ということ。
いつもと違う肩こり、治療してもすぐにぶり返す頑固な肩こり。
こういった場合、やはり、内臓が原因の場合もあるのだ、と、改めて認識しました。
ちなみに、違う方で、頑固な背部痛があり、あん摩屋に行って揉んでもらっても、全然効かない、という人もいた。
この方の場合は、あん摩師の勧めもあり、病院で検査をしたら、「肺がん」が見つかった。
「内臓からくる体の凝り痛み」
想像以上に多そうです。
細心の注意を払いながら臨床しなければ、と、気持ちを引き締めなおしました。