結局、体がこり痛んだり、疲れやすかったりするのは、
「自分の体を自分の力で支えられないから」
です。
では、どうすればいいのか。
トレーニングで、自分の体を支える力を養うのも一つの有効な方法でしょう。
ですが、いくらトレーニングで筋力をアップさせてもこり痛みや疲れやすさが軽減しない、という体験をされた方も少なくないと思います。
内蔵の調子が悪いと体を自力で支えられない
そういった場合、「内臓機能」に注目する必要があります。
いくら体の外側を鍛えても、内臓機能が不十分であるなら、自分の体を自分の力で支えられない状態は続きます。
継続的な鍼灸治療は、直接的に体のこり痛みを軽減させるだけでなく、内臓機能をも改善させることができる場合があります。
そうすれば、自分の体を自分の力で支えられる状態が作り出され、結果として、こり痛み、疲れやすさ、などが軽減する可能性があります。
「トレーニングをしているのに一向にこり痛みや疲れやすさが改善しない」
という方は、トレーニング方法を見直すとともに、鍼灸治療を受けられることをお勧めします。
注意
ここでいう「内臓機能」とは、いわゆる現代医学の血液検査などで、正常・異常、と判断させるものとは違います。
中国伝統医学の「五臓六腑の機能」=「エネルギー源」のような概念を意味しています。