全身の連動性

パニック障害と鍼灸治療

パニック障害は、長らく「不安神経症」と呼ばれていましたが、1992年以降、「パニック障害」という名前で、国際的に統一されました。

この病気の典型的な症状は、恐ろしい発作です。

1.心臓の鼓動がはやくなる、動悸
2.汗が出る
3.身震い、または震え
4.息切れ感、または息苦しさ
5.息を吸っても吸っても酸素が薄いような気がする窒息感
6.胸の痛み、または胸のあたりの不快感
7.吐き気、または腹部不快感
8.めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、気が遠くなる感じ
9.離人症状(自分が自分でないような感覚)、または現実感の消失
10.(症状や気持ちを)コントロールできない、または気が狂うことに対する恐怖
11.死んでしまうのではないかという恐怖
12.異常感覚(感覚麻痺、またはうずき感)
13.冷たい、または、熱い感じ

これら13項目の中で4項目以上の症状が、突然ほとんど同時に起こり、10分以内にピークに達することを、「パニック発作」と呼びます。

*パニック発作を一度でも経験したら、その人は、パニック障害である、というわけではありません。

その発作の詳しいメカニズムについては、ここでは省略しますが、
基本的には、不安などにより、交感神経のはたらきが高まりやすい状況である、といえます。

そのため、リラクゼーションなども有効であると考えられます。

ところで、<strong>パニック症状のある方の背中を診ると、ほぼ必ず、背骨(特に、胸椎、特に、4番・5番あたり)や、その周辺の、背骨を支える筋肉に異常がみられます。(特に、左側が緊張している場合が多いようです。)
</strong>
もちろん、これと連動して、全身の異常(特に、頚椎)もみられます。

この症状は、私も体験者ですので、そのつらさは、非常によくわかります。

この病気は、もちろん、必ず、心療内科などのお医者さんにきちんとかかることが大事です。

それで改善すれば問題ないですが、それでもなかなか改善がみられない場合、例えば、当院のような、「はり」「お灸」「整体」「マッサージ」のような施術を補助的に利用していただくのも一つの手かと思います。

お体を整えることで、少しでもお役に立つことができれば、と考えています。

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    • この記事を書いた人

    院長 大門信一郎

    OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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