たとえば、手首の長引く痛み、を診る場合、その痛みがなぜ治らず長引くのか?を、臨床推論するとき、私(院長)は、「筋肉(靭帯・腱含む)」、「関節」、「神経」の3方向から診ます。
痛みの原因が、どれかに限定できないことも多いため、その3者を包括的に診ながら、どれであってもよいようなアプローチ方法をとって施術します。
もちろん、それらを全て包括する「筋膜」も考慮します。
このように、手首の痛みを、「これは腱鞘炎だ」とか、決めつけてしまわないで、もっと広い視野から診るようにしていることが、効果的な治療を施せている一因、と考えています。