昨日3月4日(土)、倉敷マスカット球場で、プロ野球オープン戦、楽天vs横浜を観戦しました。
プロ野球観戦は、私(院長)が小学生の時、2回ほど当時のナゴヤ球場に行って以来です。
現在野球に夢中の小1の息子の存在がなければ、おそらく今後一生プロ野球観戦などしなかったでしょう。
現在の鍼灸マッサージ師という仕事も踏まえて改めてプロ野球を生で観戦することは、今の仕事にも非常に役に立つことが判明し、本当に行ってよかったと思いました。
今後も、あらゆるカテゴリーのあらゆる競技を、できるかぎり観戦しようと思いました。
選手の動作一つ一つをしっかり見ました。
野球というスポーツは、特に技術が問われる競技と言われています。
ただ生まれつき足が速い、身体能力が凄い、だけではプロ野球選手にはなれません。
小さい頃から積み重ねた技術の習得が必要不可欠な競技なのです。
オープン戦ということもあり、特にピッチャーにおいては、新人が次々と登板していました。
彼等にとっては、これからプロ野球の一軍でやっていけるかどうかの、正に人生がかかった大一番のテストでもあるのでしょう。
軒並み打たれるピッチャー、フォアボールを連続で与えるピッチャーを見ると、「ああ、もしかしたら二軍行きかも」と他人事ながら心配になりますし、三者凡退に抑える見事なピッチングを見せたピッチャーは、「今年活躍するかな」とか、勝手に想像しながら見ていました。
ご存知の通り、プロ野球の世界は非常に厳しい競争社会です。
ダメなら二軍落ち、減俸、解雇、すぐさまそういった状況が現実のものとなります。
逆に活躍すれば、億単位の年俸も手に入れることができる物凄い世界です。
我々の世界も同じです。
それにしても、プロ野球選手になれるだけあって、皆さんの姿勢の凛としていること!
誰一人として姿勢不良の人はいません。
現在姿勢不良の状態でスポーツに打ち込んでいる人は、絶対に上には上がれないでしょう。
上に上がるには、合理的な動作を会得する必要があり、その前提として良い姿勢が必要不可欠だからです。
スポーツで上に行くには、練習ももちろん大事ですが、日常の行住坐臥がより大切である、と考えております。
スポーツだけでなく、全ての人において、この日頃の姿勢、動作、行住坐臥がその人の人生の少なくない部分を決める、と考えている者です。