例えば、肩こり、腰痛、といったメジャーな症状はもとより、自律神経失調症から様々な部位の痛み・しびれなどは、元をたどればどこかの関節の機能障害に行き着くのではないか?と私(院長)は考えています。
関節は、背骨を代表に、頭の先から手足の先まで数多くあります。
そのどこかの関節機能の障害が思ってもみない愁訴を引き起こしている可能性は否定できません。
勿論、ここでいう関節機能障害とは、レントゲンにもMRIでもわかるものではなく、熟練された施術家にしかわからないものをいいます。
一言で「整体」といっても、ありとあらゆる考え方やアプローチ方法がありますが、どれも間違ってはいないでしょう。
そこで大事になるのは、治療技術も当然ですが、異常を検出、評価する検査能力です。
どこがどう悪さをしているのかわからなければ、治療のしようがありません。
いや、現実には、ある程度までは、この「正確で詳細な評価」がなくとも治療は成立してしまいます。
世に整体院がたくさんあって潰れずやっていけているのは、こういった点があるからです。
ですが、ある一定以上の壁を突き破って、本当に「治せる」施術をするには、どこがどうなっているのかが手に取るようにわかるようにならなければ達成できません。
私(院長)は、私(院長)自身の限界を認識しています。
ですので、「何でも治します」とは、現時点では口が裂けても言えないのです。
が、他ではどうしようもならない症状を改善させたい、という欲求は非常に強いので、何とかして現状打破、ブレイクスルーオンジアダーサイド、目指して日々奮闘中です。
それが達成されなければ、治療家になって本当に良かった、と心の底から感じることができないからです。