人間の体は、どこが一番大事なところか?という質問には答えることができません。
なぜなら、全ての部位が連携しあって一つの体を形成していますので、どこが一番大事か?という質問自体がナンセンスなのです。
が、それでもあえて、人体の力学的中心点という意味で、一番重要な部位は、腰椎5番と、私(院長)は考えています。
腰椎5番が、しっかり可動性と安定性がある体は、健康で運動能力も高いと考えています。
全身は連動していますので、腰椎5番が良い状態にあるには、その他の多くの部位も良い状態でないといけません。
ですので、カイロプラクティックのように、背骨だけを診て腰椎5番をアジャストしても、本当の意味で良い体にはならない、と考えています。
「自力と他力」、ということを過去何度も言わせていただいておりますが、本当の意味で良い状態の体になるには、施術などの他力だけでは不可能と考えています。
やはり、日々自分自身でコツコツと体を良くする体操やトレーニングなどをしないと、本当の意味での良い体は手に入りません。
逆に、自力だけではどうしても変えられない状態もまたありますので、だからこそ我々のような治療家の存在意義があるのです。
腰椎5番に限って言っても、いくらカイロプラクティックでアジャストしてもらっても、自分自身で良い状態を「つくる」努力をしていかないと、本当の意味で良い状態の腰椎5番は手に入らないでしょう。
私(院長)は治療家ですので、患者さんにとっては「他力」です。
運動やトレーニングをする時間が取れない方は多いし、また、どうやって体を良くする運動をしたらいいかわからない方がほとんどでしょう。
私(院長)は、他力的な施術と自力的な運動両方アプローチできる者になりたいと考えています。
現時点では、他力である施術のみのご提供しかしておりませんが、自分自身が日々様々なトレーニングを実施しながら、いずれトレーニング指導ができるOKはり灸マッサージにしたい、と考えている者です。
とりあえずは、小2の息子の日々のルーティントレーニングメニューを考えて一緒にやろうと考えているところです。