頚椎1番は、非常に重要な部位で、ここがズレると様々な不快症状が現れます。
この重要性にいち早く気づき、頚椎1番(もしくは2番)専門に治療したのが、カイロプラクティックの開発者である、D・D・パーマーの息子であるB・J・パーマーです。
その流れをくむ流派が、上部頚椎専門カイロプラクティック(スペシフィックカイロプラクティック)です。
が、このスペシフィックカイロプラクティックのテクニックの習得は非常に難しいとされていて、日本において本当の意味で専門に行っているカイロプラクターはほとんど存在しないのが現状です。
頚椎1番には12種類のリスティング(歪みのパターン)があると言われていて、それを正確に診断し、また調整するのは、非常に難しく、生半可にするとかえって患者さんを悪くしてしまいます、それも著しく。
ですので、OKはり灸マッサージでは、この頚椎1番を調整するときは、絶対に悪くしないように最低限のことしかしません。
しかし、現実的に頚椎1番に問題がある人は少なくなく、その関節機能障害が少しでも改善すると、確実に不快症状は改善します。
最近は、頚椎1番の調整を他の部位へのアプローチでもするようになってきています。
その方が安全に効果的に調整できます。
昨日は、足先の太衝というツボへの鍼で見事8割がた調整でき、患者さんも楽になったと実感されていました。
このように、中枢部の背骨を末梢部など他の部位で調整することは、本当に可能なのです。
私(院長)は鍼灸マッサージ師ですが、鍼灸マッサージ師には珍しく、筋筋膜だけでなく、それ以上に骨格や関節の調整を意識した施術をします。
筋筋膜の調整だけでは、効果があっても一時的ですぐに元に戻ることが多いからです。
骨格や関節の調整は、鍼治療で可能です。
この事実を知らない鍼灸師は多いでしょう。
そもそも関節機能障害自体に関心がない鍼灸マッサージ師が圧倒的に多く、私(院長)のように、骨格や関節を意識した施術をしている鍼灸マッサージ師はまれでしょう。
これは、鍼灸学校の学生時代から、骨格や関節を調整できなければ、真の意味で治せる治療家にはなれない、と常に考え、関節機能障害の調整法を学び続けたことと、常に筋筋膜だけでなく骨格や関節を意識した施術をしてきたからです。
こういった点が、OKはり灸マッサージが津山で一番の治療院でいられる理由です。
私(院長)は、津山で一番の治療院どころか、日本で一番の治療院になることを本気で目指しています。
そうなるように、常に努力しているので、きっとなれると信じています。