この夏は本当にかつてない異常な暑い夏でした。
ここになって、ようやく峠を越えた感じもしています、が、まだまだ油断はできません、「熱中症」。
今年私(院長)は初めて知ったのです、「熱中症に後遺症が存在する」ということを。
ここ最近、過去に熱中症になってから体調不良に陥った方複数人、および、今年、熱中症に陥った方複数人、来院され、それまで不勉強にして、熱中症に後遺症が存在する、ということを知らなかった私(院長)は、大変勉強になるとともに、驚きました。
人間の体というものは、一度限界を超えるダメージを追うと、なかなか元通りにならないものなのだ、と、改めてその恐ろしさを実感しました。
熱中症の後遺症は、一言でいうと、「中枢神経系の不具合に伴う自律神経失調症状」、だと考えられます。
まだ、これらの方を完全に改善させた、という臨床経験は達成していないので、熱中症の後遺症に鍼灸治療が有効かどうか不明です。
ただ、熱中症に後遺症が存在するということは確実である、ということを認識しましたし、それに対し現代医学でこれといった治療法がないので、もし今後もそういう方が来られたら注意深く施術にあたらせていただく所存です。
ちなみに、一度熱中症になると、再びなりやすいそうですので、不幸にも熱中症になってしまわれた方は、十分お気をつけください。
私(院長)もまだまだ気をつけよう。