私達は、学校教育によって、「周囲の人と同じようにやりなさい」、「人と違ったことをするのは間違いです」、そんな感じで言われるままに大人に成長してきました。
また、特に地方において、大人の世界でもこういった風潮が根強く残っていると感じます。
現代日本人の多くが体と心に何らかの不調和を抱えていますが、これは、こういった子供時代から大人になっても、常にプレッシャーにさらされる環境において、無理な緊張状態を良しと思いこまされて生活し続けているから、当たり前といえば当たり前なのです。
私(院長)の個人的な体験ですが、中学時代は3年間意味もわからず坊主頭を強要されていました・・・寺の住職養成校か!
高校時代は、ちょっとパーマを当てたら呼び出され「明日までに直してこい」と教師から脅されました。
大学時代は、最初の3年間は、ほぼ授業に出ず遊びまくっていたのですが、さすがにその頃は自由を謳歌していたので、心身共に全くの健康そのものでしたが、4回生から一応卒業せんと親に申し訳ないと、授業に出始めましたが、90分じっとしているのは非常に苦痛で、やっとの思いで6年で何とか卒業しました(大学の先生だけはいまだにお世話になったと感謝しています)。
その後社会人になってからが正に生き地獄で、かなりブラックな会社で散々安月給でこき使われたあげく心身崩壊・・・。
で、あれやこれやで現在に至る、わけですが、「生きていく」、ということ自体が非常によいしょがいるのだ、と、大人であれば誰しも感じるところでしょう。
これを「苦」とするか「至福」とするかは、多くの部分で「自分自身の物事の捉え方が影響する」、ということに、やっと最近気づいたところです。
生きることを「苦」にするか「至福」にするかは、「体の使い方」も実は大きく影響します。
心身のストレスから逃れられないのであれば、それをなんとかうまくかわす「スキル」が必要になります。
そのスキルが、物事の捉え方であったり、体の使い方だったりするのです。
OKはり灸マッサージでは、現時点で「体の使い方」の指導などはしておりません。
が、自分自身のために、アレキサンダーテクニックなどを研究して、日々の生活に取り入れられるようになろうとしているのです。
ちなみに、私(院長)のやりたいこと、追及したいことは、この数年で、非常に明確になっています。
その、やりたいこと、に集中するために、「しないこと」を決める作業もしています。
その一つが、「今後一生酒を飲まない」ということです。
別に、健康のために、ということではなく、酒を飲む「メリット」が全く感じられないからです。
元々、最近酒はほぼ飲んでいないのですが、今後一切飲まない、と決めることで、したいこと、成し遂げたいことに集中できる、と、思っています。
余談ですが、酒はれっきとした合法「ドラッグ」で、覚せい剤などよりも酒がらみの事件は桁違いに多い、と分析しています。
とにかく、日本は、酒がらみの醜態に甘いですね。
「酒のいきおいで」など言い訳にならない。
その代わり、できることなら、髪型や服装をもっと自由人のようにしたい。
現時点では、こういう仕事をしている関係上、抑えているのです。
OKはり灸マッサージには、いろんな人が来院されます。
たとえば、タトゥーやへそピアスが入った人などちょくちょくおられますが、皆さん一様に礼儀正しく全く問題がなく、非常に良い「客層」に恵まれています。
服装や髪形に細かく言う中学や高校も未だにあるようですが、そんなこと自由でいいじゃない。
押さえつけるから反発する、というのは、この世の法則です。
とにかく、プレッシャーなどに押しつぶされずに飄々と生きていきたいものです。