人間の体で、最も硬くなりやすい部位として、
「下部頚椎~上部胸椎周辺(頚椎7番~胸椎5番あたり)」
と、
「下部腰椎(腰椎4番、5番)~仙骨周辺」
の2か所があります。
「この2か所から体は硬まる」と言っても過言ではありません。
人間の体で最も硬くなりやすい部位です。
実際、OKはり灸マッサージに来院される患者さんを観察しても、この2部位は、ほぼ全員の方が硬くなっています。
そして、上半身(首・肩・頭・上肢)の問題を抱える人は、下部頚椎~上部胸椎周辺の硬化が顕著で、下半身(腰~下肢)の問題を抱える人は、下部腰椎~仙骨周辺の硬化が顕著です。
究極的には、この2つの部位がゆるんでいれば、不快症状を呈さない体を手に入れることができるでしょう。
が、施術でも、自力でも、この2つの部位をゆるめることは容易ではありません。
普通に生活してれば、誰もが硬くなってしまう部位だからです。
要は、一時的に施術でゆるんでも、日常生活ですぐに硬まってしまいやすいのです。
人間にとって、この2つの部位が硬くなるというのは、ある種の「宿命」かもしれません。
よほどの身体操作の達人でなければ、ある程度硬くなることは、避けられないのです。
辛い症状とこの部分の硬さが比例している場合、この部位をできるかぎり、ほぐすことで対応するしかないのが現状です。
津山市の整体や鍼灸なら、筋肉だけでなく骨格をゆるめて症状をよくする当院へ
当院では、施術する時、この硬くなりやすいポイントを必ずチェックして施術をしています。
この部分をみることが、効果的に症状を改善する上で重要だからです。
ところで、この部位の硬さとは、筋肉の硬さではなく、骨格(関節)の硬さです。
筋肉をほぐすだけよりも、さらに骨格をゆるめることで、治療結果に歴然の差がでます。
気になる症状がある方は、筋肉だけでなく骨格もゆるめる当院の治療を、ぜひお試しください。
参考
「ゆる体操」の創始者である身体論者、高岡英夫先生も、人の体の硬くなりやすいこの部分に注目しています。