体幹トレーニングという言葉の浸透で、「体幹」という言葉は、一般の方にもなじみのある言葉となっています。
体幹≒胴体です。
この胴体を、ひと塊の箱のように感じている身体感覚をお持ちの方が多いと感じます。
しかし、人間の胴体は、胸郭と骨盤は分離して、腰椎が橋渡ししています。
良く動ける体は、この感覚を意識することができ、動かす時も、それぞれを分けてきめ細やかに動かせます。
胸郭と骨盤を分離するには、3軸体操をするのが有効です。
3軸体操と言っても、何も難しい体操ではなく、いわゆる「ラジオ体操」でふんだんに出てくる動きです。
人間の胴体は、
- 前後の前屈・後屈
- 左右の側屈
- 左右の回旋(捻じる動き)
の3つの動きしかありません。
どんなに複雑に見える動きも、この3つの胴体の動きと上肢・下肢の動きが組み合わさったものでしかないのです。
良く動ける体、ハイクオリティーなスポーツパフォーマンスができる体を実現するには、この3つの胴体の動きが自在にでき、機能的に体を動かすことが必要です。
OKはり灸マッサージには、様々な不快症状をお持ちの方が来院されますが、体の動きを見ると、胸郭と骨盤を分離して動かせていないケースが多いと感じます。
胸郭と骨盤の分離ができていない、胴体が一つの箱になったような体は、機能的に動けないだけでなく、様々な不快症状を呈してもおかしくはありません。
良く動ける体=不快症状を呈しにくい体
良く動けない体=不快症状を呈しやすい体
と言えるのではないでしょうか。
良く動けて不快症状が少ない体を手に入れるためにも、是非、3軸体操をされることをおすすめいたします。
もちろん、それでも改善できない場合も多々ありますので、その際は、OKはり灸マッサージの施術をご利用ください。