OKはり灸マッサージのマッサージ施術は、心地良い軽めの刺激で楽になっていただく、というアプローチです。
いわゆる「強もみ」は行いません。
キャリアの初めの頃は、散々強もみをしていましたが、患者さんの要望に応えて、もっともっと、とすればするほど、患者さんは、より強い刺激でないと満足しなくなることがわかりました。
この現象は、神経ー筋生理学的に当然の帰結で、強もみにより、筋繊維はさらに硬くなり、更にそれ以上の刺激でないと反応、満足できなくなる、という、一種の「マッサージ依存症」状態に陥ります。
固定客を獲得する、という経営戦略的には良いかもしれませんが、本当に患者さんのためになっているのか?が、最重要課題であり、その点において、「そうではない、むしろ患者さんの体を悪くしている」というのが結論です。
よって、OKはり灸マッサージでは、たとえ患者さんのご要望であっても、ある一定レベル以上の、患者さんのかえって害になるような強もみはいたしません。
また、強もみは、術者にも過剰な負担を強います。
私(院長)は、キャリアの初めの頃の散々行った強もみのおかげで、肩、肘、手首、を痛めました。
私は、鍼灸、整体、で、これからもキャリアを積んでいきたい、と、考えている者ですので、自分の体を犠牲にしてまで患者さんのご要望にお応えするわけにはいきません。
というわけで、強もみ、をどうしてもしてほしい、という方は、他院へ行かれることをおすすめいたします。
ただし、繰り返しになりますが、強もみは、百害あって一利なし、ということをここでもう一度、はっきりと宣言させていただきます。
人間の体は、粘土、ではなく、生きている生命体ですので、ぐいぐい押しまくる、というやり方は、神経ー筋生理学を正しく理解していない術者が行うもので、優しい刺激で神経に働きかけ、その神経により緊張度を調整されている筋肉が緩む、という現象が、正しいマッサージ、なのです。
こういった施術は、依存症を引き起こしません。
OKはり灸マッサージでは、こういった理念でマッサージ施術を行っていますので、自然、優しい刺激を好み、それで十分満足される方がリピートしていただいております。