全身の連動性

痛みと自律神経の深~い関係

痛み系と自律神経系は、発生学的にも、機構的にも、機能的にも、極めて密な関係を持つ、と言われています。

1.発生学的に、交感神経も感覚神経も、ともに出所が一緒である。

2.脳幹部の、自律神経の調節中枢といわれているところには、脊髄の痛覚系からの入力が認められ、痛覚ー自律神経反射回路を形成している。

3.自律神経系が調節している器官に対し、痛覚神経も直接的に調節作用を持っている。

4.慢性痛などの病態時には、交感神経と感覚神経の間に、直接的な連結がみられることがある。

特に、交感神経機能の異常と、慢性痛とは、切っても切れない深い関係があるようです。

交感神経の緊張は、いわゆる「こり」を直接的に生じさせます。

この「こり」がひどくなると、「痛み」に変わることを実感されている方も多いと思います。

対策としては、交感神経の異常に高まった機能を緩和してやることです。

鍼灸治療は、自律神経の調節作用がありますので、自律神経機能の改善を経由して、「こり」「痛み」を緩和することができるのです。

 
岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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