OKはり灸マッサージには、様々な部位のこり・痛みをお持ちの方がご来院されます。
こういった方は、多くの場合、体が硬くなって、関節の可動域が減少しています。
こういうケースに、マッサージ、整体、鍼灸、で対応させていただくのですが、それぞれ効果が望めます。
マッサージの場合は、筋・筋膜をゆるめることで、体がゆるみ、楽になる。
整体の場合は、骨格バランスの適正化と、関節自体へのアプローチによる関節可動域改善により、楽になる。
鍼灸の場合は、骨格バランスの適正化、自律神経バランスの改善、そして、筋・筋膜、関節がゆるむことにより、楽になる。
特に、関節可動域の減少と、こり・痛みが密接に関係している場合、筋・筋膜へのアプローチより、腱へのアプローチの方が断然有効である、と、最近わかりました。
元々、重要とされるツボは、手足末梢の腱部に集中しています。
このことと、鍼を腱と腱の隙間のツボに入れることにより、全身の関節可動域が、がらっと改善し、その結果、こり・痛み症状が劇的に改善するということは、大いに関係があることがわかりました。
これを手技で行うのは難しいですが(腱引き療法、という手技療法も存在しますが)、鍼なら簡単ですので、ここに、手技療法より鍼灸治療に大きなアドバンテージがある、ことがわかったのです。
ちなみに、手足末梢の腱部のツボに鍼をすると、中枢部の関節可動域も改善します。
不思議な現象ですが、事実なのです。
このように、マッサージ、整体、鍼灸、を、縦横無尽に使いこなし、様々な症状に対応できるところが、OKはり灸マッサージの強味なのです。