全身の連動性

土台が大切

特に競技経験の少ない若いアスリートほど、競技の専門的スキルトレーニング(機能的スキル)の訓練を優先したがります。

ですが、土台である機能性の歪みなどがあれば、機能的スキルは実りにくいのが現実です。

動作の機能性が低く、不十分な機能的動作を繰り返す結果、代償を受けた箇所はスポーツ障害を発症します。

近年、トップアスリートでも、筋力強化よりも、機能的な正しい動きを獲得するトレーニングを取り入れるようになっています。

当然、筋力トレーニングは絶対に必要ですが、その前に、まずは正しく機能的に動ける「動きづくり」が大切である、という認識が急速に広まっています。

そういった点からも、「モビリティファースト、スタビリティネクスト」なのです。

安定性よりも可動性の改善に取り組むことが先決である、といいうことです。

「モビリティファースト、スタビリティネクスト」に沿って可動性(=柔軟性ではない)を優先し、動くべきところを動くように改善する。

こうして身体の自由度が獲得されてから、安定性やモーターコントロールが獲得されるのです。

可動性がないと、代償を受けた安定性優位の関節は、スティフネスやタイトネスという問題を起こしてしまうのです。

要は、ガンガンに高強度の筋トレばかりしていると、逆にパフォーマンスは低下しますよ、よいうことです。

可動性をつけ、しっかりと動ける体づくりをしてから、筋トレや競技専門性トレーニング、スキルトレーニングをするべきだ、という流れになってきているのです。

この流れは正しいと私(院長)は、考えています。

どんどん進化する各スポーツ競技で、パフォーマンスレベルもぐんぐん上がっています。

筋力至上主義ではもう通用しない時代なのです。

 

 

岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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