最近、日々臨床しながら、結局全ての愁訴の根源は腰椎5番にあるのではないか?と感じるようになっています。
まだ、「そう感じる」というだけで証明はできる段階ではありません。
身体のあらゆる部位の「ねじれ」がある場合、必ず腰椎5番も「ねじれ」ているからです。
ただ、もしそうだとしても、「では腰椎5番だけ治療しよう」とはなりません。
そこから複雑に波及したあらゆる部位の影響を丁寧に一つ一つ解決していかないといけません。
その場合非常に役に立つ概念が、「経絡・経穴」です。
「経絡・経穴なくして鍼灸治療なし」と思うようになっています。
末梢部と中枢部へのアプローチを上手く使いながら施術すると、驚くほどの効果が上がります。
今までの治療に満足されている方はそのままの治療を継続しますが、主に新患さんを中心に、今までとは違ったアプローチをとるようになりつつあります(鍼灸治療において)。
とにかく、成長著しい私(院長)自身の今後が非常に楽しみです。