全身の連動性

動きの少ない関節の動きがきちんと機能していることが大切

関節には、主に可動性を担当する関節、と、主に安定性を担当する関節、に分かれます。

例えば、腰椎は、主に安定性を担当する関節です。

特に、回旋可動域は、頚椎、胸椎に比べかなり少ないのが特徴です。

では、この腰椎の回旋機能はいらないのか?といえば、全くその逆で、この腰椎のわずかな回旋機能が損なわれると、腰痛などの不快症状の原因となります。

昨日の、腰の張り感、とでもいう腰痛を訴えた方は、この腰椎の回旋機能が損なわれていました。

腰椎・胸椎の図

そして、治療により、腰椎の回旋機能が回復した瞬間、腰痛(腰部の違和感)は消失しました。

腰椎の回旋運動と、仙腸関節の動きは連動していますので、仙腸関節の動きを出すことも、同様に重要です。

 

仙腸関節の動きが出れば、自然と腰椎の回旋運動も回復することが多いようです。

全ての関節のモビリティ(可動性)とスタビリティ(安定性)が共に達成されている状態であれば、おそらく凝り痛みのない身体を実現できる、と考えている者です。

 

 

 

岡山県津山市下高倉西824

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  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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