全身の連動性

片側荷重

人は誰でも左右両脚均等に荷重して生活してはいません。

生まれながらに備わった歩行のためのいわゆる「支え脚」と「動く脚」に区分された両脚で、歩行などの生活動作を行っています。

こういった事情から、例えば骨盤が左右均等出ない状態、いわゆる「歪んでいる」状態にあるのは、極自然なことです。

ただし、であるからといって、左右の「過度のアンバランス」は、やはり人体にとって有害です。

許容範囲内の左右差で収まっている限り、それほどの不快症状は起こしませんが、許容範囲を超えた左右差は不快症状の原因となるのです。

OKはり灸マッサージでは、はり灸コース、整体コース、では、お体の歪みやバランスのチェックをさせていただいておりますが、まず座位で行います。

この時、明らかに左右のお尻(坐骨)のどちらかに偏って荷重している方を時々お見かけします。

その場合、立位でも、その偏っている方に過重しているか、両脚に均等に荷重している場合は、上半身で補正作用が働き、上半身の歪みを引き起こしています。

不快症状は、ほとんどの場合、過重側に現れます。

この左右のバランスに、前後のバランスが加わってきますので、歪みは3次元的に「ねじれ」となってきます。

この「ゆがみ」と「ねじれ」には、ある程度の基本パターンがありますが、細かく分析すると、各人各様です。

このほかにも「背骨の柔軟性」など、診るべきところは多いですが、これらが修正されていくと不快症状は軽減していきます。

当然、人が不快症状を訴える原因は、「ゆがみ」や「ねじれ」だけではありませんので、それ以外の要素にもアプローチできる問題であればアプローチしていきます。

話を元に戻しますが、元来人は、片側荷重ですので、施術で一時的に楽になっても、日常生活のなかで徐々に過剰なアンバランスな状態になると、再び不快症状がぶり返します。

私(院長)は、毎日ストレッチを行っているのでわかりますが、たった一日でゆがみ、ねじれは元に戻ろうとします。

が、それでも継続的にストレッチを続けていくと、段々戻りにくくなるし、戻っていてもすぐ調整できるようになります。

ですので、良い状態をキープしたい場合、悪くなりきる前に継続的に施術を受けることが必要になるのです。

岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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