筋肉がたくさんついている人の方がよく眠れるそうです。
筋肉質であることと酸素の消費量は比例します。
筋肉がついていればいるほど酸素を多く消費して代謝が盛んになります。
その結果、エネルギー消費量も多くなります。
起きている間はエネルギーが消費されますから、それを抑えるため、つまり、無駄にエネルギーを使わせないようにするために眠らせる、という自然の生理機構が働いているのです。
年齢とともに眠れなくなることと、この筋肉量とは、非常に大きな関係があるそうです。
体を動かすことを習慣化して、筋肉量の低下を少しでも防ぐことは、よい睡眠を得るためにも非常に大切なことのようです。
ちなみに、「ベッドに入るとバタンキュー」とか「布団に入ったと思ったらもう高いびき」という人は、健康の代名詞のようにいわれていますが、子供でもないかぎり、これは、逆に、疲労がたまりすぎの要注意信号だそうです。
健康な人は、眠りに入るまで15分から20分かかることが、実験により証明されているそうです。
寝床に入ってすぐに眠れるのは、睡眠不足の状態で、決して健康とはいえない、とのことです。