近年、日本人は「歩く」という超基本的な動作を極端にしなくなっています。
当然、股関節周りの筋肉は動くことがなく硬くなり、股関節も動かなくなる。
すると、お尻にある多くの筋肉も硬くなる。
特に問題となるのは、仙骨と股関節を結ぶ筋肉や靭帯が硬くなることです。
これらが硬くなると仙骨の動きが悪くなります。
仙骨がかちかちに固まっているという人は非常に多いです。
こうなると、仙骨が支えている背骨全体の動きも悪くなり硬くなる。
そうなれば、全身が硬くなります。
相撲の股割に象徴されるように、古来より日本人は股関節周りの柔軟性を非常に重要視してきました。
野球においても、股関節周りの柔軟性は必須条件です。
第一線で活躍する日本人のプロ選手で、開脚ができない選手はいないでしょう。
例えば、ダルビッシュは、あの身体で開脚ができます。
高校時代から人一倍柔軟トレーニングをしたそうです。
ワインドアップ時の左脚はほとんど体幹にひっつくくらい上がっています。
他のスポーツでも同様です。
股関節周りの柔軟性は、日常生活を快適に過ごすことからスポーツにおけるパフォーマンス向上に必須なのです。
特に野球少年は、怪我なく上手くなりたければ股関節周りの柔軟性トレーニングをしましょう!
必ず結果が出ることでしょう。
余談ですが、昨日親子でバッティングセンターに行きました。
小2の息子がストラックアウトで初めて60キロ越えを達成しました。
120センチ、20キロそこそこの身体にしてはまずまずです。
親である私(院長)も負けないようにトレーニング継続あるのみです。