「全員一列に並んで気を付け!胸を張って体は真っ直ぐ、手を大きく振って歩きなさい」・・・北朝鮮か!
小学校に入ったときから誰もがこのような立ち方、歩き方を教え込まれます。
しかし、アレキサンダーテクニックの見地からすると、この姿勢や歩き方は緊張以外の何物でもない。
しかし、小学生のときから教えこまれるので、良い姿勢をしてください、というと、皆、この緊張姿勢をしてしまうのです。
5~6歳までは好き勝手にチャカチャカ好き勝手に動き回っていたのが、小学校に入ると突然、体にろくに合いもしない机といすをあてがわれて長時間、身動きできない環境に変わってしまいます。
そして自由は奪われ規則づくめの強いストレスにさらされるのです。
「あれもだめ!これもだめ!みんなだめだめ!君はけしからん!」となるのです。
挙句の果て、ちょっとでもじっとしていられないと、今日日は「あなたの子は発達障害の疑いがあります」と簡単に言われて、今流行りの発達障害ビジネスの餌食になる。
こう書くと、よほど学校教育に恨みがる人間かと思われてしまいますが、確かに小さい頃から「学校の先生だけにはなりたくない」と思っていました。
まあ、学校の先生も大変なのは重々承知していますが、やっぱり学校の先生はヘビーメタルを嫌っている。