OKはり灸マッサージにご来院される方の8割以上が、「はり灸コース」を受けられます(美顔鍼含む)。
鍼灸治療の効果・有効性は、体験した方なら理解されているのですが、体験したことがない方や、鍼灸治療を知らない施術家は、鍼灸治療の本当の凄さを理解されていない場合が多いと感じます。
「東洋の神秘」とでもいうべき、「鍼灸治療」
「科学的には説明がつかないが、とにかくよく効く治療」
「ちょっとうさんくさい治療、いかがわしい治療」
人によって、評価は分かれるようです。
我々鍼灸師は、当然その有効性を認識して治療し、現実的に効果をあげていますので、
「鍼灸治療はよく効く非常に有効な治療」
と、何の疑いもなく日々臨床に明け暮れています。
が、「その科学的エビデンス(根拠)は?」
と、問われると、完全に科学的に説明したり立証することは、現時点では困難であることも事実です。
ですが、完全に科学的に説明がつかなくても、現実として「効いている事実」という「証拠」があります。
よって、私(院長)は、「鍼灸治療に科学的エビデンスはあってもなくてもどっちでもいい」という立場をとっています。
辛い症状でお悩みの方にとっては、「改善する」という「結果」のみが重要であって、「なぜ効くのか?」という問題はどうでもいい問題だからです。
とはいえ、「適当に当てずっぽうで治療をすればいい」ということにはなりません。
津山の整体や鍼灸なら、お体のバランス検査で目的と方向性を明確にして治療しする当院へ
「臨床推論」という言葉があります。
診断や治療を決定するための思考プロセスのことですが、臨床において、推論は一番難しく、治療技術にも劣らないくらい最重要事項です。
「推論のない治療」は効果があがりにくく、症例が難しくなればなるほど歯が立たなくなるでしょう。
この患者さんは、どこがどうなっているからこういう症状を出しているのか?
どこをどうしたら改善させられるのか?
常に思考をフル回転させて、臨床推論しながら施術することが、良い治療には不可欠だと思っています。
「とりあえず痛いところを揉んでおこう」では、難しい症状に対応できないからです。
「こうこうこういうふうに、こういう目的を持って、こうした」
ということが、言葉で説明できるくらいに、方向性を定めて臨床推論しながら治療することが重要だと考えています。
当院の治療は、「よくわからないけれど良くなった」ということは、ほぼありません。
「ここがこうなっているから、こうして、こう改善した」と、言葉で説明できる治療をしています。
鍼灸治療なんて、うさんくさいと思う方もいるかもしれませんが、当院では、施術前にお体のバランス等を検査して、臨床推論しながら施術をしています。
困った症状があれば、一度試してみる価値はあると自負しています。