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副腎疲労症候群

体の中では約70種類もの「ホルモン」が日々作られていて、それぞれ連携して働き、私たちのあらゆる生命活動を促しています。

私たちは、ホルモンの助けなしに生きることはできません。

30代後半から40代にかけて、主要なホルモンの分泌量は、のきなみ減っていきます。

その中でも、ひときわ大切なホルモンの一つに「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」があります。
約50種類ものいろいろなホルモンに転換される、ホルモンの源流です。
ですので、DHEAは、「マザーホルモン(ホルモンの母)」と呼ばれます。

このDHEAというホルモンは、まさにスーパーホルモンと呼ぶにふさわしいホルモンで、様々な機能を持ち、若々しく元気で健康な体をキープするには欠かせないホルモンです。

このスーパーホルモン「DHEA」は「副腎」というところで製造されています。
副腎の表層「副腎皮質」で作られるホルモンで、いわゆる「ステロイドホルモン」の一つです。

副腎は、左右二つの腎臓の上にそれぞれ一つづつのっかるように存在している、たった3グラムの器官ですが、万一、この二つの副腎が両方とも機能しなくなると、私たちは30分で死んでしまうといわれるくらい重要な器官です。

この副腎は、体にとって大事なホルモンをだすことにより、ストレスに対処して体を守っていますが、あまりにも過酷なストレスにさらされつづけると、著しく機能が低下してしまうことがあります。

この状態を「副腎疲労症候群」といいます。

この状態に陥ると、体が慢性的に疲れた状態になり、風邪をひきやすくなおりにくい、やる気が出ない、性欲の低下、体調が優れない、仕事の能率が悪くなった、物事を覚えられない、肩がこる、腰が痛い、など、様々な症状が現れます。

現代医学領域の対処法としては、DHEAをサプリメントで補充する、という方法です。

ここで、私が問題だ、と感じるのは、サプリメントを服用すれば確かに体調は良くなるかもしれませんが、DHEAはれっきとしたステロイドホルモンであり、短期的使用ならともかく、いくら元気で若々しくいられるからといって、長期間にわたって服用するのはいかがなものか?ということです。

DHEAを長期服用されている芸能人の方もいらっしゃって、確かに、そんな年齢には見えない若々しさを保っていらっしゃいますが、何か不自然感が私はぬぐえません。

実際に、DHEAには様々な副作用があります。

その点、鍼灸治療は、体表への刺激によって生体の活性化を促す治療法でありますが、その人の体の生理的範囲内で効果を発揮しますので、いってみれば、全部自前の能力を引き出しているに過ぎず、重篤な副作用は極めて少ないといえます。

DHEAをサプリメントで服用するようなシャープで強力な効果は引き出せないかもしれませんが、考えようによっては、「物凄く良く効く」「劇的に効く」ということは、恐ろしいことであり、生理的範囲を超えた効果というものは恐ろしい、と私は個人的に思っています。

ちなみに、中国伝統医学では、「副腎疲労症候群」のような状態のことを、「腎虚(じんきょ)」といい、生命力が低下した状態を意味します。
この腎虚に対して、鍼灸で改善を目指す場合、五臓のうちの「腎」に関連した部位(ツボ)を刺激していきます。

治療を継続することにより、先にあげたような症状を、マイルドではありますが、じわじわ改善していきます。

きっと、副腎に作用し、副腎機能の改善を促しているのでしょう。

 

  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。

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