脳、免疫系、ホルモン系、の相互作用を研究する学問を、精神神経免疫学、といいます。
この分野の研究により、脳と免疫系とホルモン系の三者が密接に連動していることが判明しています。
要は、心が体の病気に深く関わっている、ということです。
私達の考えは、脳内を駆け巡る伝達物質の種類や量によって左右されますので、考えが変わることによって、免疫系が高くもなれば、低くもなるのです。
ホルモン系も同様です。
免疫力が高くなれば、病気にかかりにくく、また、たとえ病気にかかっても回復が早いが、免疫力が低くなれば、病気にかかりやすくなり、しかも病気にかかったときに回復が遅くなるのです。
つまりは、免疫力は、私達の心の持ち方、考え方に大きく影響されているのです。
そういった意味において、瞑想などで、心の持ち方を良い方向に整えることは、免疫力を高めることになるのかもしれません。
もちろん、良い鍼灸治療は、同様の効果を生み出します。