OKはり灸マッサージには、五十肩でお困りの方が多く来院されます。
五十肩は、整形外科でもこれといった治療がなされず、さりとて、五十肩を苦手としている治療家も多く、「どこへ行っても良くならない」と、お困りの方が、実は非常に多いのです。
私(院長)は、以前より、五十肩の治療は得意な方でしたが、ここ最近、更に効果的な施術を発見し、治療成績も更に向上しています。
五十肩・四十肩の治療のポイントは「頚椎」
さて、五十肩の患者さんを触診すると、必ず、「頚椎の患側」が、硬くなっています。
この硬さは、「頚椎のフクセーション」、つまり、「頚椎の関節機能障害」、もっと平たく言えば、「頚椎のズレ」が原因です。
もっと詳しく診ていくと、「頚椎1番」が、患側に変位しています。
この「頚椎1番の患側への変位」は、「第一肋椎関節の関節機能障害」と、セットで出現しています。
治療のポイントは、この頚椎の歪みを整えること、です。
ズレて硬くなった頚椎を、ゆるめて、正しい位置に調整すれば、肩局所に触らずとも、肩の痛みは軽減し、関節可動域も拡大します。
鍼(はり)と温かいお灸で効果がアップ
この治療を「鍼」で行いますが、更に「ミソ」とも言えるポイントが、「お灸をする」ということです。
ここでいうお灸は、「温灸」と言って、やけどの跡が残らない、熱くなったら取り去る、非常に気持ちのいい感じのするお灸です。
この「温灸」を、これまた、肩局所ではなく、仰向け、と、うつ伏せ、で、上下肢や背中にすると、更に効果が高まるのです。
この新たな治療法を発見してから、五十肩の治療成績は更に向上しました。
また、この治療法は、痛い肩患部を直接刺激することはありませんので、患者さんにとって「優しい治療」と言えます。
四十肩・五十肩でお困りの方のご来院を、お待ちいたしております。