なぜ睡眠が必要なのか?は、まだ科学的に明らかにはなっていません。
が、睡眠は、身体の回復を促進することはわかっています。
ストレスが原因で眠れない、ということは、多くの人が経験することですが、睡眠不足自体が、生物にとって非常に大きなストレスとなるのです。
睡眠をとれない動物が早死にすることは、動物実験で証明されています。
睡眠不足になれば、疲れが蓄積し、注意散漫、不機嫌になる、など、実体験として経験されている人は少なくないと思います。
睡眠障害は、うつ病の大きなリスクですし、自殺のリスクも大きくなることもわかっています。
さらには、睡眠不足は、アルツハイマー病を引き起こす要因にもあがっています。
とにかく、眠れないという睡眠障害、や、物理的な睡眠不足は、生物である人間にとって、何一ついいことはありません。
睡眠障害のある方は、心療内科などに相談されるのも一つの選択肢ですし、薬に頼る前にできることはしたい、という方は、一度、鍼灸治療を試されることをお勧めいたします。