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整体

蝶形骨の重要性

ここのところ、治せる患者さんと、なかなか思うような効果を出すことができない患者さんに、はっきり分かれる傾向が出つつあります。

もちろん、なかなか思うような効果を出すことができない患者さんは、どこの病院へいっても、原因不明だったり、打つ手なし、と言われ、見放されたり、お医者さんもがんばって治療してくれているけれども、いまいち効果が感じられない、といった、いわば、比較的、重症の患者さんに多いのです。

OKとしては、こういった方にこそ、少しでも楽になっていただきたいと考えていますので、思うような効果が出ないのは、治療家としても、本意ではなく、ストレスもたまりますので、何とか治療成績を向上させたい、と、今日も、一日、勉強に当てました。

こういった、比較的重症な方に共通する、「何か」、があるはずだ、と、随分前から考えてはいるのですが、結論的に、中枢神経系がうまく機能していないのではないか?と、現時点では考えています。

「構造」が「機能」を規定する、という考え方がありますが、中枢神経系の機能低下や、機能不全が、症状をこじらせている、と仮定すると、その中枢神経系、具体的には、「脳脊髄」を規定する、頭蓋骨や、背骨、骨盤、特に、「頭蓋骨」に問題があるのではないか?と、考えるに至りました。

もちろん、心体の不調はその人間全体を観なければならない、という基本姿勢を失っては、代替療法の治療家の意味がなくなりますので、そこだけを、クローズアップすることは、いたしませんが、とはいっても、どこかの部分を観る、ことも、時には非常に大事なことです。

もちろん、頭蓋骨と連動して、顎関節や、首、も、中枢神経系とは、非常に深く関わっている、と、考えられますので、「首こり」が様々な不調の原因である、と提唱されている、松井孝嘉先生や、沼田光生先生などの、お医者さんの意見には、基本的に賛成で、首の筋肉のこりや頚椎の異常を、以前より、重要視いたしておりますし、顎関節の研究も同時進行中です。

さて、頭蓋骨、に話を戻しますが、整体の分野では、頭蓋骨は、遠い過去より、ずっと重視されてきた部位ですし、そのど真ん中にある、「蝶形骨」という名前の骨が、中枢神経系にとって、とても重要である、と言われてきました(頭蓋骨は23個の骨がくっついて一つの頭蓋骨を形成しています)。

この、蝶形骨、は、脳の前側の「前頭葉」という部位を乗せるお皿のような構造になっていて、自律神経中枢といわれる「視床下部」や、ホルモン中枢である「下垂体」も支えている、非常に重要な部位で、視神経や、内頚動脈なども近接し、もしこの骨が歪むようなことがあるとすれば、「構造が機能を規定する」という考え方からすれば、それらの機能に、何らかの悪影響を及ぼす可能性も否定できないことになります。

では、蝶形骨が歪むなんてことが、そもそもありえるのでしょうか?

結論的には、「あると思います(古)」。

23個の、頭蓋骨は、縫合、によって、骨と骨をつなぎ合わせ動かないようになっていて、動くことはない、と、現代西洋医学では、されていますが、我々、整体領域のセラピスにとっては、これらの骨は、わずかながらに動く、という考え方は、常識となっています。

クラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨療法)など、頭蓋骨に直接アプローチする方法も存在しますし、体の連動性を利用した、たとえば、足先のような遠隔から、頭蓋骨を調整する、という療法もあります。

また、頭鍼、といって、頭に鍼を刺して、様々な症状を改善させる鍼治療の方法がありますが、これも、頭蓋骨の、わずかな動きを利用している、と、考えることもできるでしょう。

ところで、「ロルフィング」、という、筋膜を意識した療法があります。

マッサージ師の私は、ただ、気持ち良かった、で終わるマッサージで終始するマッサージ師には、絶対になりたくはなかったので、この、筋膜を重視した、ロルフィングには、早くから注目していました。

最近、この、ロルフィングに関する書籍や、ロルファーによる著書も、ちらほら目にするようになってきました。

その一つが、東大卒のロルファーである、藤本靖さんのご著書「一日一分であらゆる疲れがとれる、耳ひっぱり」です。

耳をひっぱることで、頭の芯である、蝶形骨の歪みを正し、芯から凝り固まった心身を解放する、という自己セラピーの指南書です。

この方の他にも、立て続けに、「耳ひっぱり」は、話題のようで、書店で多くの書籍を見かけます。

とにかく、この、蝶形骨、をはじめとした、中枢神経系の機能を規定する、頭蓋骨、に、今、注目しています。

できるだけ早く、臨床で使えるレベルになるように、日々研究していく所存です。

実践的には、例えば、接触鍼のような、直接、頭蓋骨に影響を及ぼしているとは認識しにくいが、確実に影響しているであろう方法で、アプローチできるようになりたい、と、考えています。

もちろん、手技でも、できるようになりたい、とも、考えています。

最近の興味は、こんな感じです。

  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。

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