肩こりは当然来院される患者さんの多くで訴えられる症状です。
特に右側の肩の方が凝る、という人が多く、そういう人は必ず右側の仙腸関節(骨盤内の微妙に動く関節)の関節機能障害が存在する。
そういった場合、腰椎は左側が後ろに、右側が前にいくように捻じれている。
そして、ちょうど肝臓の位置に当たる背中の筋肉が明らかに左側より盛り上がっている。
肝臓はアルコールや薬物や食べ過ぎの影響を受けて数値には現れない機能低下を簡単に起こす。
それ以上に大事なのは、「肝臓はストレスですぐにやられる」という事実だ。
「ストレスで胃腸にくる」とは自覚する人は多いが、それも肝臓の肩代わりを胃腸がしている可能性が高いのだ。
よって、右側の方が凝る、という人は肝臓に負担がかかっている可能性があるのだ。
その原因は、アルコール、薬物、食べ過ぎ、そして、「ストレス」だ。
その中でも特にストレスの影響が一番大きいと私(院長)は考えている。
「ストレスで体は歪む、そこに肝臓が関係する割合は非常に大きい」という話である。