全身の連動性

不妊症と鍼灸治療(1)~質の良い卵子を作るのに必要な期間は?

人の卵子の元を、卵母細胞、と言います。

胎児の時、つまり、母親のお腹の中にいる時に約500万個作られて卵巣に貯蔵され、その後はどんどん自然減少し、生まれる時には約100万個、月経が始まる頃には約30万個になります。

卵母細胞は卵胞細胞に囲まれて原始卵胞となります。

思春期になり、視床下部ー下垂体ー性腺が働き出すと、原始卵胞は順番にスタートラインに並び、成熟を開始します。

実際に順番が来てから排卵するまでには、月経周期の3周期、およそ3か月かかります。

つまり、今周期の排卵には、少なくとも3か月前からの体調や生活が影響している、といえます。

このことは、良い卵子を排卵するには、少なくとも、その3か月前から心身の状態を良くしておく必要がある、ということを意味します。

不妊症に対する鍼灸治療を行う場合も、最低3か月を1クールとするのには、こういう背景もあるのです。

岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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