よく読ませていただく岡田尊司氏の「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」という本を読み始めました。
生きるのが面倒くさい人とは、まさに私(院長)のことだ、と思ったからです。
やる気はめちゃめちゃあるのです。
日本一の治療家になりたいと本気で思っています。
ただそれを実行する過程が面倒くさい。
この現象は、私(院長)がこの仕事をするきっかけにもなった20年ほど前に首を痛める前まではなかったことです。
私(院長)の首は頚椎2番がずれています。
優れたカイロプラクターのところにせっせと通いましたが治りませんでした。
ここ最近、臨床において、治りがいい人とそうでない人の差はどこからくるのか、と真剣に考えた結果、治りが悪い人は頭蓋骨関節機能障害があるのでは、という疑いを持つに至りました。
なぜなら、私(院長)は頭蓋骨調整を臨床に取り入れるべくめんどくさいながらも研究を重ねてきました。
その結果、自分の後頭骨と頚椎1番の間に関節機能障害があり、なおかつ頭蓋骨の運動の中心である、後頭骨蝶形骨軟骨結合の捻じれがある、ということまでがわかってきたのです。
後頭骨蝶形骨結合の関節機能障害があると全身性に様々な悪影響を及ぼすと言われています。
コアリンクと呼ばれる脊椎硬膜の連結により、骨盤、とくに仙骨も捻じれ関節機能障害が発生します。
というわけで、この自分の生きるのが面倒くさい人かげんは、頭蓋骨関節機能障害が影響しているのではないかという仮説をたてるに至りました。
この仮説はおそらく正しいとかんがえています。
「生きるのが面倒くさいんです」とOKはり灸マッサージに来る人はいないでしょうが、この自分自身の生きるのが面倒くさい加減が自己頭蓋子調整によって改善できるかどうか、面倒くさいですが実験しようと思うに至りました。
これがもし成功した暁には、OKはり灸マッサージも頭蓋骨調整を導入することになります。
申し遅れましたが、頭蓋骨は23個の骨の集合体であり、関節機能障害が起こるのは確実なことです。
現代医学はこの事実を知らないために「原因不明」という結論を出すしかありません。
頭蓋骨に限らず、あらゆる部位の関節機能障害が西洋医学では原因不明の体調不良となっている可能性は非常に高く、目指すは全身の関節の異常を検出できなおかつ治せる関節マスターです。
面倒くさいですが、なんとか自分を奮い立たせて頑張ります。