いわゆる「足」ですが、二本脚で行動する人間にとって、この部位がいかに重要かは、論を待たないでしょう。
日頃、全身を観る、ということを言っている私(院長)ですが、「木を見て森を見る」視点は必要不可欠で、各部位局所の解剖学的、運動生理学的知識は、治療家にとって必須です。
足の疾患だけでも、非常に多いですし、特に足が痛い場合でなくても、足の機能不全が、思わぬところに影響している可能性は十分にあります。
OKはり灸マッサージには、ランナーのご来院も少なくありません。
スポーツ傷害の治療は、日常生活には困らないが、いざ走ると痛くて走れない、ということが非常に多いため、一般の方の治療との難易度の比較で、どちらがより難しい、とは言えませんが、スポーツ医学、バイオメカニクス、の知識がないと治療できないのは確かです。
日常生活に困らないんだったら、プロでもないんだったら走らなきゃいいじゃん、という意見は通りません。
彼等にとっては、競技が人生において一番重要かもしれないのです。
昨日も、もう2年も痛みのためまともに走れていないランナーの方が来院されました。
有名医療機関での治療でも効果がないとのことで、なんとかしてあげたいと心から思いました。
自分には手に負えない場合そちらに行ってください、と、より効果をあげられる可能性の高い仲間の治療院を紹介しました。
この仕事を続ける限り、一生日々の勉強が必要です。