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全身の連動性

椎骨脳底動脈不全と上位頸椎

椎骨脳底動脈循環不全とは

めまい、をはじめ、

片頭痛、

吐き気、

顔の異常感覚、

目がかすむ、

ものが二重に見える、

頭がぼーっとして考えがまとまらない集中できない、

気分不良、

ひどい場合は、意識消失、

などの症状が起きると想定され、案外この病態で苦しんでいる人の少なくない病態が、「椎骨脳底動脈循環不全」です。

この病気の病態生理は、現代医学領域でははっきりしていませんが、第一頸椎の第二頸椎に対する位置異常が原因である、と考えられます。

頸椎には、横突起に横突孔という穴が開いていて、そこを椎骨動脈という、首にしかない非常に大事な血管が通っています。

頸椎写真

左右の椎骨動脈は、頭蓋内に入ってから合流して脳底動脈となります。

脳底動脈は、脳幹や小脳を栄養する大事な血管で、ここの血流が減少すると、脳幹や小脳の機能低下を招き、先のような症状を呈すると考えられます。

左右の椎骨動脈は、第六頸椎から第一頸椎までの横突孔を通って頭蓋内で合流して脳底動脈となりますが、第一頸椎と第二頸椎は他の頸椎とは異なった特殊な構造となっているため、この第一頸椎と第二頸椎との間のアライメント不良により、椎骨動脈に物理的圧迫や牽引を生じて、椎骨動脈の狭窄を引き起こし、血流量の低下を招き、先のような症状を誘発させているのです。

 

頭や首を動かすと症状が出る

特に、頭の位置が変わる、すなわち、頭や首を動かすと症状が誘発されたり憎悪する場合は、まずこの病態生理の状態が存在すると考えて間違いないでしょう。

当然、通常の医療機関では、対処法はないですし、そもそも頸椎のアライメント不良を検出する手段も能力もありませんので、対症療法的な薬物療法くらいしか方法はないでしょう。

ところで、第一頸椎と第二頸椎は、そのほかの脊椎とは非常に異なった特殊な構造をしているため、手技療法や理学療法の分野では、「上位頸椎(アッパーサービカル)」と命名され、特別扱いされている部位です。

カイロプラクティック領域では、この上位頸椎だけを専門に調整する「スペシフィックカイロプラクティック」という流派もあるぐらいです。

さて、この椎骨動脈の血流低下が長期に及ぶと、脳幹から直接出ている脳神経にも影響を及ぼす可能性もあります。

動眼神経に影響が及ぶと眼瞼下垂、顔面神経に影響を及ぼすと、顔面神経麻痺、内耳神経に影響が及ぶと突発性難聴、

三叉神経に影響が及ぶと三叉神経痛など、首から上の脳神経が支配する部位になんらかの症状が出る可能性も否定できません。

上位頸椎にアライメント不良があると、後頭部や後頚部のこり・痛みを伴うことも多いようです。

この病態に対処するには、まず上位頸椎のアライメント不良と頚部の筋緊張とはセットになっているため、筋緊張をゆるめるとともに、アライメント不良の調整をすることです。

さらに、この上位頸椎のアライメント不良は、そもそも上位頸椎を安定させるためにコントロールしている筋肉が弱ったり、うまく働いていないことが原因であるため、この筋肉、頸椎前面深部の頚長筋をうまく使えるようにし、使えていない頚長筋を代用して過活動しているその表層の斜角筋や、胸鎖乳突筋を使わずに頚長筋を使えるよう、トレーニングすることが必要になります。

また、頭蓋と仙骨が同調していることは、徒手療法の世界では有名ですが、第二頸椎と仙骨に脊柱管内の硬膜が付着している関係からか、上位頸椎のアライメント不良の問題を持っている人は、必ず仙骨のねじれも同調してもっていることを経験していますので、やはり、骨盤のアライメント不良の調整も同時に行う必要があると考えています。

さらに、人体の基本的な運動連鎖として、足部ー骨盤ー頭蓋・上位頸椎の連鎖がありますので、足部の調整もまた非常に重要になると考えています。

また、いつもの結論になりますが、結局は、病態を考慮した全身へのアプローチが必須であるといえます。

 

  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。

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