鍼灸学校で、いわゆる「ツボ(正式には経穴)」の場所と効能などを習うわけですが、
- なぜ耳鳴り・難聴に「中渚」なのか?
- なぜ消化器症状に「公孫」なのか?
理由はわかりません。
一応、経絡学説により説明されますが、で、何故なのか?については、理由がわからないのです。
ですので、自然、ツボの効能、というより、解剖学・生理学・整体学的に、効果的な「ポイント」に施術する、というスタイルになっていきました。
ですが、こういったスタイルで施術していても、もちろんツボは使います。
私(院長)は、鍼灸と整体を融合させたスタイルで施術する者ですが、整体学視点、もしくは理学療法(バイオメカニクス)的視点から、「ツボ」というものを再考すると、その効能が見えてくる場合が多々あることに気づき始めます。
2017年には、この「ツボの効能」について、「なぜ?」の部分を、解き明かして自家薬籠中の物として、縦横無尽に「ツボ」を使いこなせるようになる、という目標を掲げていきます。
このブログでも、随時「ツボシリーズ」として、今までにない視点・説明による、ツボの効能のメカニズムを解明する、作業をしていく所存です。
2017年のOKはり灸マッサージに乞うご期待!