全身の連動性

確固たる治療方針が見えてきた

OKはり灸マッサージには、毎日様々な症状を持った方にご来院いただき、誠にありがとうございます。

症状や体質は一人一人違うし、同じ患者さんでも、前回と同様の治療パターンが通用するとは限りません。

よって、常に頭をフル回転させながら、「なぜこういった症状が起こっているのか?」「どうしたら改善するか?」「改善した場合、また、しなかった場合、それは何故なのか?」といったことを考えながら、しかも、患者さんの負担軽減のため最短の時間で終了できるように、常に意識して治療にあたってきた結果、最近、やっと人間の体の全貌を理解することができ始めている手ごたえがあります。

まず、特に重要な部位を、足部ー骨盤ー頸椎ー頭蓋骨、と絞り込みます。

その間の部位である、股関節ー胸郭、も意識します。

足部は、かかとと足指、それと連動する足部アーチに注目します。

骨盤は、上からも下からも影響を受け、また、上にも下にも影響を及ぼすので、必須です(特に仙骨の位置が非常に大事なことが最近わかってきました)。

頸椎ー頭蓋骨は、生命中枢である「脳」に近く、ここが歪むことで様々な症状が出現します。

この頸椎ー頭蓋骨も、そこから下に影響を及ぼすし、また、下の歪みの結果が頸椎ー頭蓋骨を歪ませます。

つまり、上から下まで、人間の体は密接に連動していて、ただ一か所、痛い局所だけに注目してもダメで、「なぜそこが痛むか?」を全身のこういった歪み連鎖、とでもいうべきものから紐解いていかなければなりません。

その時に、特に、重要になる部位が、上記の部位なのです。

大前提として、人間の体はシンメトリーではありません。

利き足、利き腕、の影響から、そもそも左右差があるのが前提となるのです。

シンクロラボの小柳先生は、足部重心の左右差に言及していますし、文京学院大学の柿崎先生は、胸郭の左右差に言及しています。

どちらも、左右差はあるのが本来の人間の体だが、それが限界を逸脱したとき、様々な症状を出す、という点で一致しています。

さらには、左右差だけでなく、前後の歪み、回旋の歪み(ねじれ)が考えられますが、それらを全身連鎖を読み解きながら修正していけば、かなりの症状に対応可能、と考えるようになりました。

他に、馬見塚先生の提唱されている「脊椎脊髄不適合症候群」は「ある」と確信しています。

脊椎の長さに対し、脊髄の長さが短いために、手脚をはじめとする全身の神経痛的症状が出る、というものですが、これは確実にある、と最近確信に至りました。

ですので、背骨の外が原因のような症状に見えても、背骨の中も意識した治療をするべき、という結論に至りました、たとえ病院などで背骨に異常はないといわれていてもです。

鍼灸・整体には神経自体を緩める効果も期待できると考えています。

よって、私(院長)は、かなり治療方針と診るべきところ、やるべきこと、が明確になってきており、それをしっかりと遂行するテクニックを磨いていけば、どこに行っても良くならない方も良くできるようになる、と確信するに至りました。

今後のOKはり灸マッサージに、是非ご期待ください!

岡山県津山市下高倉西824

0868-29-3909

 

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  • この記事を書いた人

院長 大門信一郎

OKはり灸マッサージ院長。 はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格有。 体のゆがみと自律神経を整える鍼灸師。 鍼灸治療の他、痛くない整体や、心地よい力加減のマッサージも好評です。 なかなか良くならない症状にお悩みの方の力になれれば幸いです。 【OKはり灸マッサージ公式サイト】 岡山県津山市下高倉西824 TEL.0868-29-3909 休業日◇月・金・祝日

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