https://youtu.be/QBgeCrP4xA4
OKはり灸マッサージには、様々な症状でお困りの方がご来院されます。
そういった患者さんの中で、いわゆる「不眠」でお悩みの方も少なくないです。
不眠自体が主訴である場合は少ないですが、他の症状でお困りの方でも、問診票で睡眠の具合が悪い方は少なくないことがわかります。
こういった患者さんにおいて、睡眠状態が改善されると様々な症状が改善する方向に向かうことを、数多く経験します。
鍼灸治療により、睡眠の具合が改善されることは多いです。
が、時に頑固な不眠を呈する方もいらっしゃいます。
こういった方に限って睡眠薬に抵抗感があり、眠れなくてもかたくなに睡眠薬を服用しようとされない方も時折みられます。
「薬をできるだけ服用したくない」という考え方は、非常に健全な考え方だと思います。
が、「必要悪」ではないですが、「睡眠薬を服用せずに眠れず結果様々な不調に悩まされ日々のQOLが非常に低くなる」のと、「睡眠薬を服用してきちんとした睡眠を確保して日々のQOLを高める」とのどちらがいいか、といえば、私(院長)個人は「後者」の方が良い、と考えています。
もちろん、「睡眠薬を服用せずとも良い睡眠がとれる」が一番いいのは当然です。
こういった問題に遭遇した場合、私(院長)は、よくイチロー選手の例を出させていただいております。
イチロー選手は、メジャーリーグに行ってから、長距離の移動による時差ボケが起きるのを嫌い、キッチリと睡眠がとれるように睡眠薬を服用していることは知ってる人なら知っている話です。
試合で最高のパフォーマンスを出せるようにコンディショニングのひとつとして良い睡眠を確保するために睡眠薬を利用する、という物凄くシンプルかつ合理的な、非常にイチロー選手らしい考え方です。
要は、私(院長)は、「眠れないで苦しむより、睡眠薬をきちんと飲んで眠って日々のQOLを高めた方が得策」と考えるものです。
不眠が諸悪の根源となっていることは結構あります。
鍼灸治療が不眠に有効な場合も少なくないです。
繰り返しになりますが、鍼灸治療や睡眠薬の力を借りて良い睡眠がとれるようになると、様々な症状が快方に向かうことを数多く経験していますので、やはり良い睡眠がとれることは健康維持にとって重要なようです。