慢性前立腺炎という病気は、西洋医学でも決定的な治療法がなく、泌尿器科医でも手を焼く症状の一つです。
この慢性前立腺炎に鍼灸治療が奏功することがあるといわれています。
OKはり灸マッサージにも、現在慢性前立腺炎の患者さんが週一で継続的に来院されていますが、当初の頃からいえば、ずいぶんと良い状態を維持することができています。
この患者さんは、昨年寒くなり出した頃から治療を開始し、今年の春になり、暖かくなって症状も安定して一時治療中断されていましたが、今年もまた寒くなり始めた秋ごろから再来院され、予防を兼ねて治療を再開されました。
慢性前立腺炎の症状と、腰回りの状態は連動していて、腰回りがほぐれると慢性前立腺炎の症状も良くなります。
当初あった、その他の、不眠、胃腸症状、なども改善され、喜ばれています。
ところで、不眠を訴える方は非常に多いですが、どんな症状であっても、この「不眠が改善すると主訴も改善する」ことが、私(院長)の経験上確実に言えます。
私(院長)は、寝れずに日常生活に支障をきたすくらいなら、睡眠薬を使って寝ればいい、と考えます。
が、睡眠薬を使っても満足な睡眠を得ることができない方も少なくなく、また、睡眠薬に抵抗感を持たれている方もいらっしゃいます。
薬はできるだけ飲みたくない、と考えることは、健全な考え方とも思います。
不眠が鍼灸治療で改善することはよくありますが、また、全ての不眠が鍼灸治療で良くなります、と言えるほど、不眠、という病態は甘くはありません。
今後のやるべきことは、睡眠医学をしっかり学び、また、中国伝統鍼灸医学からみた不眠の理解も深め、東西から不眠の病態理解を深めることにより、不眠の改善率を高めることです。
不眠の改善率を高めることが、即あらゆる症状の改善率を高めることになる、と考えていますので、是非とも実行したいと思います。
というわけで、病院の治療でもなかなか改善しない慢性前立腺炎でお困りの方、また、不眠でお困りの方は、OKはり灸マッサージの
鍼灸治療をお試しください。