「体力がある」・「体力がない」などと表現される
「体力」。
体力とは何ぞや?
体力とは、ずばり、
「重力に逆らって自分自身の体を支える力」
だ。
自分自身の体を支えるには、「抗重力筋」という筋肉が効率よく働く必要がある。
抗重力筋が発達していると、もちろん、自分自身の体を支える力は大きい。
結果、疲れにくいなどの「体力がある」状態を実現できる。
抗重力筋が十分に発達していると、少々体が歪んでいても、影響が少ない。
だから、体力をつけるには、「筋トレ」が有効なのだ。
また、重力を支えやすい「姿勢」というものがある。
重力を支えやすい姿勢とは、ずばり、
「良い姿勢」
だ。
骨格が重力を支えるのに適した位置で過ごすことができれば、余分なエネルギーを使わずに済むので、これまた「疲れにくい」。
良い姿勢を実現するには、「ストレッチ」と「体幹トレーニング」が有効だ。
治療家が、施術により、患者さんの「お手伝い」をすることはできる。
が、患者さんの人生は患者さんしか生きれない。
結局、「体力がある」状態を実現するには、「自助努力」も必須と言えます。