OKはり灸マッサージです。
いつもありがとうございます。
さて、OKはり灸マッサージには、多くの施術所同様、「首肩の凝り痛み」でお困りの方のご来院が多いです。
首肩の凝り痛みがあり、それが頑固な症状である場合、ほとんどのケースで、「第一肋骨の動きが悪くなっている」という所見を見出すことができます。
第一肋骨は、後ろ側では第一胸椎に付き、前側では胸骨についています。
それらの関節(第一肋椎関節・第一胸肋関節)のどちらか、もしくは両方の可動性が悪くなっているのです。
それと付随して、その周辺の組織である、「胸鎖乳突筋」、「斜角筋」、「腕神経叢(腕に行く神経の束)」、「星状神経節」などの筋肉や神経が絡み合い、頑固な症状を呈しているのです。
また、この周辺は、「鎖骨下動・静脈」や、そこに流入するリンパ管などの密集地帯でもあり、血管系・リンパ液系とも関係が密接です。
このような解剖学的特性から、この頚椎の下支えをする「胸郭上口」と言う部位は、固まると、首肩の頑固な凝り痛み、そして、時には、腕の症状まで引き起こします。
また、逆に、この「頚胸移行部」は、重い頭を支える「頚椎」の下支えの部位ですので、人間の体の中でも「非常に固まりやすい部位」でもあるのです。
そして、固まりやすい上に、自分の力(ストレッチなどの自助努力)では、ゆるめるのが非常に困難な部位でもあります。
この辺りを上手にゆるめることができる施術者は、首肩こりの治療が上手い、と言えます。
この辺りの部位は、解剖学的に重要かつ非常に繊細な部位ですので、素人では、まず安全にゆるめることは困難です。
OKはり灸マッサージは、この部位にいち早く注目し、どうやったら効率よく、かつ、安全にゆるめることができるか?を、意識し、研鑽を積んできましたので、どこへ行ってもなかなか改善しない「頑固な首肩の凝り痛み」でお困りの方は、一度、OKはり灸マッサージの施術を受けられることをお勧めします。