足関節を不意にひねってしまい捻挫される方は、スポーツされる人に限らず、結構おられます。
急性期は固定してできるだけ安静にすると思いますが、この急性期が過ぎて、もう痛みが引いてもいいのにな、と思っても痛みや違和感が続くことがあります。
こういう方の足関節を診させていただくと、固定・安静が過ぎたためか、足関節の動き・モビリティーが極端に低下してしまっている、つまり、足関節が逆に固まってしまって痛みや違和感を出している例を何例か経験しました。
治療方針は至ってシンプルで、足関節のモビリティーを出してあげる、つまり、固まった足関節をゆるめてあげることで、症状はもれなく改善しました。
足関節捻挫後、いつまでたっても痛みや違和感が取れない場合、このように逆に足関節が固まってしまっている場合がありますので、おこころあたりの方は、一度OKを訪ねてみてください。
鍼や徒手での関節モビリゼーションは、症状改善に非常に有効なことを経験しています。