肩が痛くて腕が上がらない~五十肩(その1)の記事の続きです。
今回は、肩が痛くて腕が上がらない症状が起こる原因についての記事です。
肩が痛くて腕が上がらない症状が起こる原因は?
肩関節周辺の解剖学的・機能的メカニズムは、非常に複雑なものがありますが、肩が痛くて腕が上がらない症状が起こる原因をひとことで言うと、肩関節周囲のアウターマッスル(外側の筋肉)と、インナーマッスル(内側の筋肉)のアンバランスが原因
であると考えられます。
肩関節は、「筋肉の海に浮かぶ関節」とも言われていて、運動機能的に人体の関節の中で、筋肉の影響が最も大きい関節と考えられています。
また、人の体の中で、最大の可動域を誇っているのが肩関節です。
この肩関節が問題なく機能するには、肩関節周囲の数多い筋肉の絶妙なバランスによって、可動性(モビリティ)と安定性(スタビリティ)という、ふたつの要素を維持することが必要です。
肩関節周囲のアウターマッスル(外側の筋肉)と、インナーマッスル(内側の筋肉)のバランスが崩れると、この可動域と安定性が維持されなくなります。
そして、腕が上がるために、本来必要な関節内の空間が狭くなってしまいます。
その結果、腕の骨と、肩甲骨の骨同士の衝突が起こり、肩が痛くて腕が上がらないという症状が現れます。
この症状にお悩みの方は、とても多いようで、OKはり灸マッサージにも、多くの方がこのお悩みでご来院されていますが、全般的に、治療経過は順調です。
もし、肩が痛くて腕が上がらないという症状にお悩みの方がいらっしゃいましたら、痛みを我慢せずに、OKはり灸マッサージへの早目のご来院をお勧めします。
お一人様ごとに丁寧に施術させていただきます。